『レ・ミゼラブル』2024年版のキャスト紹介【主要28人 プロフィールと魅力】

今回の記事では、ミュージカル「レ・ミゼラブル」2024・2025年公演の主要キャスト28人全員のプロフィールや魅力について解説します。

目次

ジャン・バルジャン

吉原光夫

東京都出身。1978年生まれ45歳。劇団四季出身。代表作は『ライオンキング』、『レ・ミゼラブル』(2011年から)、『カム フロム アウェイ』など。帝国劇場開場100周年記念公演だった『レ・ミゼラブル』で、日本公演の歴代最年少32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じた。NHK連続テレビ小説『エール』やNHK大河ドラマ『どうする家康』など、舞台だけでなくドラマにも出演。渋みのあるビジュアルと、響きのある歌声で、主演から悪役まで幅広く演じ分ける。

佐藤隆紀

福島県出身。1986年生まれ38歳。国立音楽大学演奏学科声楽専修卒業。代表作は『タイタニック』、『レ・ミゼラブル』、『エリザベート』、『マタ・ハリ』、『マリー・アントワネット』など。男性ボーカルグループ・LE VELVETSのメンバーとしてデビューし、テノールを担当している。近年はミュージカル俳優としても活躍の幅を広げている。音楽大学出身ならではの伸びのある歌声が魅力。また繊細で丁寧な芝居で舞台に深みを与える存在で、重要な役どころを演じている。

飯田洋輔

福井県出身。1984年生まれ40歳。劇団四季出身。代表作は『美女と野獣』、『オペラ座の怪人』、『人間になりたがった猫』、『エビータ』など。東京藝術大学音楽学部声楽科から劇団四季へ。2023年に劇団四季を退団し、それ以降はオーケストラコンサートや朗読劇など幅広いジャンルの舞台に出演。退団からわずか半年で2024年・2025年の『レ・ミゼラブル』でジャン・バルジャン役に選ばれた。深みのある歌声と多彩な表現力、舞台全体を包み込む大人の魅力が武器である。

ジャベール

伊礼彼方

アルゼンチン生まれ横浜育ち。1982年生まれ42歳。代表作は『エリザベート』、『王家の紋章』、『Beautiful(ビューティフル)』、『ミス・サイゴン』、『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』など。2019年の『レ・ミゼラブル』ジャベール役では、上半期の読売演劇大賞にノミネートされた実績を持つ。178㎝の長身と響きのある歌声で、善人から悪人まで自在に演じ分けて、大きな存在感を放っている。舞台以外では、2023年NHK連続テレビ小説「らんまん」に出演するなど、幅広い活躍をしている。

小野田龍之介

神奈川県出身。1991年生まれ32歳。代表作は、『モーツァルト!』、『ミス・サイゴン』、『マリー・アントワネット』、『レ・ミゼラブル』など。2024年・25年の『レ・ミゼラブル』では、アンジョルラスからジャベールに役替わりして出演する。また「第1回シルヴェスター・リーヴァイ国際ミュージカル歌唱コンクール&コンサート」でリーヴァイ特別賞を受賞した経歴を持つ。幼少期から舞台に立っており、ダンスと歌声、たくましい肉体を武器に、実力を遺憾なく発揮して活躍している。

石井一彰

東京都出身。1984年生まれ40歳。舞台での代表作として『レ・ミゼラブル』、『ロミオ&ジュリエット』、『ラヴ・レターズ~2023 Spring Special~』などが挙げられる。東宝ミュージカルアカデミーの第1期生でもある。ドラマでは『科捜研の女』シリーズに2015年より出演している。そのほか『警視庁・捜査一課長』、『ホリデイ〜江戸の休日〜』にも出演。179 cmの長身と整った顔立ちと、甘く柔らかい歌声が魅力で、演じている役の心の葛藤も丁寧に描き出す。

ファンテーヌ

昆 夏美

東京都出身。1991年生まれ32歳。代表作は『ロミオ&ジュリエット』、『ハムレット』、『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』、『マリー・アントワネット』など。実写版映画『美女と野獣』の日本語吹替版ではベル役の声優を務め、可憐な歌声を聴かせた。連続テレビ小説 ブギウギにも出演し、中国語での歌唱が話題に。舞台では155 cmという小柄な体から湧き出る、力強い歌声と魂のこもった熱い芝居力で、観客を魅了している。

生田絵梨花

ドイツ・デュッセルドルフ出身。1997年生まれ27歳。元乃木坂46メンバー。代表作は『ロミオ&ジュリエット』、『モーツァルト!』、『四月は君の嘘』など。2019年に第44回菊田一夫演劇賞を受賞した経歴を持つ。ディズニー100周年記念作品「ウィッシュ」では、日本版声優も務めた。ミュージカルだけでなく映画、テレビドラマでも活躍している。舞台では、元アイドルらしい、透明感のある可愛らしいルックスと、透き通る歌声でさまざまなヒロイン役をこなしている。

木下晴香

佐賀県出身。1999年生まれ25歳。代表作は『ロミオ&ジュリエット』、『アナスタシア』、『ベートーヴェン』、『モーツァルト!』、『ファントム』など。2019年には実写版映画『アラジン』の日本語吹替版で、ヒロインのジャスミンの声優を担当。歌唱力で注目を集めた。第47回菊田一夫演劇賞 演劇賞なども受賞している実力派。現在は舞台だけでなく、テレビドラマなどにも出演し、活躍の幅を広げている。透き通る歌声と透明感のある役作り、清楚なルックスが魅力。

エポニーヌ

屋比久知奈

沖縄県出身。1994年生まれ30歳。代表作は『レ・ミゼラブル』、『ミス・サイゴン』、『ジェーン・エア』、『next to normal』、『VIOLET』、『タイタニック』など。2017年に公開されたディズニー映画『モアナと伝説の海』で、主人公の日本語版吹替に抜擢され、主題歌「どこまでも~How Far I’ll Go~」で歌唱デビューを果たした。153 cmと小柄でありながら、迫力のある歌声が武器。また個性的な顔立ちと、心に響く表現力でさまざまな役を自在に演じ分けている。

清水美依紗

三重県出身。2000年生まれ24歳。2021年、ディズニーのグローバルな祭典「アルティメット・プリンセス・セレブレーション」の日本版テーマソング「Starting Now~新しい私へ」の歌唱アーティストに選ばれ、艶と迫力のある歌声で注目を集める。舞台での代表作は、『フィスト・オブ・ノーススター~北斗の拳~』、『ビートルジュース』『ジョジョの奇妙な冒険 ファントムブラッド』。YouTubeやTikTokでも活動しており、ミュージカル界にとどまらず、多くの人々がその歌声の美しさに注目している。

ルミーナ

東京都出身。ソウル大学校音楽大学声楽科出身で、大学卒業後に韓国版ミュージカル『レ・ミゼラブル』で、日本人で初めてエポニーヌ役に選ばれた実績を持つ。2024年・2025年の日本版『レ・ミゼラブル』でもエポニーヌを演じることが決定している。声楽科出身らしい美しく聞かせる声楽技術と、ミュージカルでの表現力を持ち合わせた稀有な役者。日本だけでなく、韓国をはじめとする海外での活躍にも注目が集まっている。

マリウス

三浦宏規

三重県出身。1999年生まれ25歳。代表作は、『テニスの王子様3rdシーズン』、『刀剣乱舞』、『レ・ミゼラブル』、『千と千尋の神隠し』、『のだめカンタービレ』、『赤と黒』など。第49回菊田一夫演劇賞を受賞した経歴を持つ。また幼少期からクラシックバレエを習っており、数々のバレエコンクールで入賞を果たしている。繊細な芝居としなやかなダンス、感情のこもった歌声、さわやかなルックスで、透明感のある役から闇に生きる男性まで巧みに演じ分ける。

山田健登

長崎県出身。1999年生まれ25歳。アイドルグループ・10神ACTOR、Love Harmony’s, Inc.のメンバー。シンガーソングライター・ダンサー・アクターとして活動している。舞台での代表作は『新テニスの王子様』The First Stage、『テニスの王子様』4thシーズン。そのほか、テレビドラマ『10神スパイ大作戦〜コード・バリカタ〜』に出演するなど、活躍の幅を広げている。またYouTubeチャンネルも解説しており、約1万人の登録者を持つ。甘さと大人っぽさを兼ね備えたビジュアル、アイドルらしい爽やかさが魅力。

中桐聖弥

埼玉県出身。2000年生まれ24歳。足学園音楽大学音楽部ミュージカルコースを2023年に首席で卒業している。特技はタップダンス。代表作は、『LUPIN ~カリオストロ伯爵夫人の秘密~』、『ニュージーズ』など。国際声楽コンクール東京 2位という実績を持つ。幼少期から舞台に立っており、「アニー」タップキッズ役も経験している。大学卒業直後から活躍が目覚ましく、今後のミュージカル界を牽引する役者として注目が集まっている。またCMに出演するなど、映像作品にも挑戦している。

コゼット

加藤梨里香

神奈川県出身。1998年生まれ26歳。劇団ハーベストの元メンバー。明治大学文学部演劇科卒業。代表作は、『LADYBIRD,LADYBIRD』、『花より男子』、『ビッグ・フィッシュ』、『サンセット大通り』、『CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~』など。また2021年『レ・ミゼラブル』でコゼット役を務めていた。幼少期はジュニアミュージカルに出演していた。2019年まで劇団ハーベストで活動しており、劇団座長も務めた経験を持つ。可愛らしさと力強さが混在した実力派の女優である。

敷村珠夕

京都府出身。1997年生まれ27歳。大阪音楽大学短期大学部ミュージカルコース卒業。代表作は、『レ・ミゼラブル』コゼット役、『ひめゆり』ゆき役、『バイ・バイ・バーディー』アーシュラ・マークル役、『WHERE’S CHARLEY? チャーリーはどこだ!』など。テレビドラマ「不適切にもほどがある!」にも出演するなど、舞台以外でも活躍している。『レ・ミゼラブル』は2021年に初出演した。清楚な顔立ちに人懐っこい笑顔、幅広い表現力が魅力の役者である。

水江萌々子

東京都出身。2003年生まれ。東京音楽大学声楽科特別演奏家コース4年次に在学中。幼少期から9歳より児童合唱団に入団しており、東京音楽大学付属高校在学中に在学中、国内声楽コンクールにて優秀賞を受賞した経歴を持つ。4歳からクラシックバレエを始め、9歳から児童合唱団に入団している。歌・ダンス共に高い実力を持つ役者である。2024年・2025年「レ・ミゼラブル」コゼット役で、ミュージカル初出演を果たす。ミュージカル界での今後の活躍が期待される。

テナルディエ

駒田 一

愛知県出身。1964年生まれ60歳。いずみたく主催のミュージカル劇団フォーリーズ出身。近年の出演作としては、『レ・ミゼラブル』、『メリー・ポピンズ』、『マリー・アントワネット』、『ウィリアムとウィリアムのウィリアムたち』などが挙げられる。また『プリンセスと魔法のキス』の日本語吹替版の声優を務めるなど、幅広いジャンルで活動している。2016年には、第41回菊田一夫演劇賞を受賞した。渋さとコミカルさを持ち合わせているところが魅力の役者である。

斎藤 司

神奈川県出身。1979年生まれ45歳。お笑いコンビ・トレンディエンジェルのボケ担。歌唱力が高かったため、ミュージカル俳優としても活動している。また映画「SING」2作品ではグンター役の声優を務めるなど、芸人、俳優、声優と幅広いジャンルで活躍している。主な舞台作品としては、『レ・ミゼラブル』、『ファンタスティックス』、『マチルダ』。今後も芸人として鍛え上げられたコメディ力と歌声を生かして、舞台で活躍することが期待されている。

六角精児

兵庫県出身。1962年生まれ62歳。ドラマ・映画・舞台・ラジオパーソナリティ、エッセイ執筆など幅広く活躍している。舞台での代表作は、『レ・ミゼラブル』、『ザ・ミュージック・マン』など。テレビドラマでは、NHK連続テレビ小説や大河ドラマ主演をはじめ、『相棒』、『名古屋行き最終列車』などにも出演している。不気味な役もコミカルな役もリアルに演じきるうえ、歌手としてギターの弾き語りライブを行うこともあり、芝居力と歌声が魅力の役者である。

染谷洸太

東京都出身。1985年生まれ39歳。東宝ミュージカルアカデミー5期卒業。大学卒業まで18年間サッカーを続けていた。主な出演舞台は、劇団TipTap『Count Down My Life』、『太平洋序曲』、『ダーウィン・ヤング 悪の起源』など。ミュージカルだけでなく、ストレートプレイ・映像・ライブなどの活動も行っている。心の機敏な動きの表現力に優れており、ロックやバラードなども歌いこなす実力派の役者。舞台でもその歌唱力と芝居力に定評がある。

マダム・テナルディエ

森 公美子

宮城県出身。1959年生まれ64歳。昭和音楽短期大学卒業。近年の代表作は、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』、『チャーリーとチョコレート工場』、『カム フロム アウェイ』などがある。1982年に『修道女アンジェリカ』でオペラデビューを果たし、1983年の東宝ミュージカル『ナイン』でミュージカルデビュー。2015年には、第40回菊田一夫演劇賞・演劇賞を受賞した。圧倒的な歌唱力とコメディセンス、観客を巻き込むパワーとアドリブ力で、舞台を引っ張っている。

樹里咲穂

大阪府出身。1971年生まれ52歳。宝塚歌劇団出身の元男役。主な出演作には、『ウーマンオブザイヤー』、『VIOLET』、『天保十二年のシェイクスピア』、『キューティ・ブロンド』、『レ・ミゼラブル』などがある。伸びと深みのある歌声で宝塚現役時代から人気を集めており、現在は持ち前の歌唱力と、幅広い表現力でさまざまな舞台に出演。またトーク力の高さを生かして、宝塚歌劇専門チャンネルで司会役を務めるなど、ジャンルを問わず幅広く活躍している。

谷口ゆうな

福岡県出身。1984年生まれ39歳。大阪芸術大学舞台芸術学科ミュージカルコース卒業。2013年の『レ・ミゼラブル』にて、史上最年少でマダム・テナルディエ役に抜擢されて以来、13〜17・21年で同役を演じている。その他の近年の出演作としては、『VIOLET』、『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』などが挙げられる。現在は振付や歌唱提供、舞台の企画構成演出なども行っている。安定感と迫力ある舞台が魅力の女優である。

アンジョルラス

木内健人

徳島県出身。1989年生まれ34歳。東宝ミュージカルアカデミー アドバンスコース卒業。主な出演作品として『ピーターパン』、『タイタニック』、『ガイズ&ドールズ』、『SPY×FAMILY』、『天使にラブ・ソングを〜シスター・アクト〜』などが挙げられる。端正な顔立ちと舞台映えするスタイルの良さで、多くの観客を魅了している。ミュージカルだけでなく、朗読劇などにも挑戦するなど、幅広いジャンルの舞台で活躍中である。

小林 唯

兵庫県出身。1993年生まれ31歳。劇団四季出身。2023年12月に同劇団を退団し、退団直後に『この世界の片隅に』で主演を務めた。在団中の代表作は、『キャッツ』、『アラジン』、『パリのアメリカ人』、『美女と野獣』など。2024年8月には、コンサート「小林唯1st Concert『Link』」を行うことも決定している。幅広い音域での歌唱力と、これまでの舞台経験で培った表現力を武器としており、今後のミュージカル界での活躍に注目が集まっている。

岩橋 大

福岡県出身。1992年生まれ31歳。劇団四季出身。劇団四季では、『ジーザス・クライスト=スーパースター』、ゲキハロ第13回公演『我らジャンヌ~少女聖戦歌劇~』、わらび座『げんない』などに出演していた。退団後は、『チャーリーとチョコレート工場』、『レ・ミゼラブル』、『天使にラブ・ソングを~シスターアクト~』、『町田くんの世界』などに出演。177㎝という身長と、甘いルックスが魅力で、舞台を中心に活動している。


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