基本データ
正式タイトル名:
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』
上演歴:
2018年 コロニアル劇場(ボストン)
2019年 アル・ハーシュフェルド劇場(ブロードウェイ)
2021年 ウェストエンド
2021年 メルボルン
2022年 米国ツアー
2023&2024年 日本
主なスタッフ(演出家、脚本家、作曲家など):
作曲(音楽スーパーバイザー): ジャスティン・リーバイン、(音楽プロデューサー):マット・スティーン
脚本: ジョン・ローガン
主要キャラクター
サティーン
・パリ・ムーランルージュで働くベテランの踊り子
・子供の頃から娼婦をしている
クリスチャン
・作家志望のアメリカ人青年
・サティーンと恋に落ちる
ジドラー
・ムーラン・ルージュの経営者
・サティーンを家族のように大切に思っている
ロートレック
・クリスチャンと共に、ムーラン・ルージュ再建を目指す芸術家
・サティーンにずっと片思いをしている
デューク
・サティーンのパトロン
・権力を使ってすべてを自分の物にしようとす
あらすじ
第一幕
1899年、パリ。豪華絢爛なショー、退廃的な美しさに溺れる貴族たち。彼らに“夜の遊び”を届けるのは、ナイトクラブ ムーラン・ルージュの花形スター・サティーンだ。
しかしムーラン・ルージュは経営難に陥っていた。ムーラン・ルージュを救うため、サティーンはパトロンをつけることにする。パトロンとなったのは、金ですべてを手に入れてきた狡猾な男・デュークだった。
しかしひょんなことから、サティーンは、若きアメリカ人作曲家クリスチャンをデュークと勘違い。2人はあっという間に恋に落ちる。
サティーンを愛するクリスチャンは、ミュージカルショーを上演して、ムーラン・ルージュを救おうと計画を立てる。デュークもパトロンとして賛成し、芸術家仲間のロートレックらと共に上演計画を着々と進めていく。
しかしサティーンは、デュークと共に歩むことがムーラン・ルージュを救う唯一の方法だと考えを改め、クリスチャンの愛を拒むようになる。それでも、クリスチャンは怯むことなかった。その想いの強さに押されて、サティーンはまた彼の愛を受け入れるのだった。
第二幕
新しいショーのリハーサルが進んでいく。しかし脚本の内容について、デュークとロートレックの間で意見が割れるなど、稽古場の雰囲気は最悪だ。さらに、デュークがサティーンを物のように扱うことに、怒りを抑えられないクリスチャン。
そんななかサティーンは結核を患っていたことがわかり、わずか数週間の命であることが判明する。
一方クリスチャンの発言の端々に、2人の関係を汲み取ったデュークは、「クリスチャンとの関係が続くのであれば、クリスチャンを殺す」とサティーンに脅しをかける。サティーンはクリスチャンを守るために、別れ話を切り出し、冷たく突き放すのだった。
結核が悪化するなか、「クリスチャンの作った音楽を世界に届けたい」と舞台に出ることを懇願するサティーン。瀕死の状態で、彼の作った歌を魂込めて歌うサティーンの前に現れたのは、冷たく突き放したはずのクリスチャンだった。
2人は舞台で愛のデュエットを歌い切り、そのままサティーンは倒れ込む。事情を知らないクリスチャンは動揺するが、サティーンは「あなたの歌を届けられた」と幸せそうに息絶えるのだった。
彼女の遺言である「私たちの物語を伝えて」という言葉通り、クリスチャンは彼女との日々を物語にした。それがこの「ムーラン・ルージュ!」の舞台である。
まとめ・見どころ
見どころは、舞台セットの華やかさでしょう。大きなエレファントと風車のセットが常設されており、真っ赤に彩られた舞台が印象的です。
また約70曲のポピュラーミュージックが使用されている点もポイント。エルトン・ジョンやマドンナ、レディー・ガガなど、時代やジャンルを超えた名曲が散りばめられています。
観客も声出しや手拍子をしながら盛り上がれる、ショーのようなミュージカル作品。ぜひ劇場で堪能してみてください!
『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』のチケットを予約するなら
井上芳雄、甲斐翔真、望海風斗、平原綾香など豪華キャストが集う『ムーラン・ルージュ!ザ・ミュージカル』。日本ではすでに2回上演されていますが、毎回人気公演で、チケットも争奪戦になることが多いです。
そこでおすすめなのがアプリ『チケットカレンダー』です。
チケット発売日がカレンダー形式でわかるだけではなく、発売日や抽選申込・終了日に通知がくるので、発売や抽選を見逃すリスクを防げます。
ダウンロード無料ですので、ぜひ一度お試しください。
●チケットカレンダー