ミュージカル『ドン・ジュアン』のあらすじ・キャラクター紹介

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基本データ

正式タイトル名:ミュージカル『ドン・ジュアン』

上演歴:2004年 カナダ
    2005年 パリ
    2012年 カナダ・韓国
2016年 神奈川・大阪(宝塚歌劇団)
2019年 東京・愛知
    2024年 全国ツアー(カナダと中国ツアー)
    2024年 愛知(宝塚歌劇団)

主なスタッフ(演出家、脚本家、作曲家など):
作詞・作曲:フェリックス・グレイ
潤色・演出(日本版):生田 大和
宝塚版新曲の作曲:太田健

主要キャラクター

ドン・ジュアン

・セビリアであらゆる女を魅了して、悪徳と放蕩を繰り返す男
・マリアに出会い、本当の愛を知る

マリア

・騎士団長の石像を作る彫刻家
・ラファエルと婚約していたが、ドン・ジュアンに恋をしてしまう

ドン・カルロス

・ドン・ジュアンの友人で誠実で真面目な人柄
・エルビラを気にかけている

エルビラ

・ドン・ジュアンの妻
・浮気性のドン・ジュアンを一途に愛し続けている

ラファエル

・マリアの婚約者で、戦場で戦っている
・ドン・ジュアンにマリアを取られ、復讐のために決闘を申し込む

騎士団長/亡霊

・ドン・ジュアンに殺された騎士団長が亡霊として現れるようになる
・ドン・ジュアンとマリアを出会わせる

あらすじ

第一幕

舞台はスペイン・アンダルシア地方のセビリア。女と酒におぼれて、快楽のままに生きる男ドン・ジュアン。彼は高潔な騎士団長の娘を、欲望のままに誘惑したことで、騎士団長の怒りに触れる。騎士団長から決闘を申し込まれたドン・ジュアンは、ためらうことなく彼を殺してしまう。

それから、ドン・ジュアンの前に騎士団長の亡霊が現れるようになる。彼は「いずれ『愛』によって死ぬ。『愛』が呪いとなるのだ」とドン・ジュアンに言い放つのだった。

それでも懲りずに快楽のままに生きていたが、ある日騎士団長に導かれ、ドン・ジュアンは彫刻家のマリアと出会う。これまで女性を遊び道具にしていたドン・ジュアンだったが、マリアのことは本気で愛するようになる。

第二幕

本物の愛を見つけたドン・ジュアンは、心を入れ替えてマリアのためだけに生きようとする。しかし、ドン・ジュアンの妻・エルビラが、戦場から帰ってきたマリアの婚約者・ラファエルに2人の関係を告げ口する。エルビラとラファエルは、2人に復讐することを誓う。

ラファエルが現れたことで、嫉妬に狂ったドン・ジュアンは、怒りのままにラファエルに決闘を申し込む。人生で初めての嫉妬に動揺し、友人であるドン・カルロスの言葉も、愛するマリアの言葉も耳に入らなくなるドン・ジュアン。

騎士団長の宣言通り「愛に呪われた男」になってしまったドン・ジュアンは、騎士団長の言葉の本当の意味を知り、ラファエルとの決闘で自ら刺されに行く。

愛を知って、初めて嫉妬や苦しみ、悲しみ、喜びの感情を知ったドン・ジュアン。今まで人でなかった自分を嘲笑しながらも、愛を知って人になれたことを救いとして、マリアに見守られながら、自らの人生の幕を下ろすのだった。

まとめ・見どころ

楽曲とダンスを堪能でき、「ミュージカル」の面白さを感じられるところがポイントでしょう。

またメッセージの深さも見どころ。成長する中で学ぶべき、多くの感情を知らずに生きてきてしまったドン・ジュアンが、愛を知り愛に狂わされながら懸命に生きる姿には、「愛は人である証だ」という強いメッセージが込められています。

また、ドン・ジュアン役を演じる役者が、1幕と2幕で違う表情を見せるので、その点も注目ポイントです。

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